フィンランド高校生の一日
B1 Japanese リスニング練習 · 標準語 · 中級者向け
「給食(きゅうしょく)」の意味は? 日本語での使い分け
「給食(きゅうしょく)」は単なる「昼食」ではありません。学校や病院、社食といった施設がまとめて調理し、みんなに一斉に提供する食事を指します。特に日本の公立学校で出される温かい昼食を意味するのが一般的です。「給(与える)」と「食(食べ物)」から成り、直訳すると「与えられた食事」。「食事(しょくじ)」は食事全般、「弁当(べんとう)」は自分で詰めた持ち寄り弁当を指すのに対し、給食は施設側が用意する点が違います。
このクリップでは、フィンランドの高校生が日本語で自分の学校生活を説明する際、迷わず「給食」を使ってフィンランドのカフェテリアランチを表現しています(本日のメイン料理は芋とソーセージを炒めたやつです)。施設が提供する形であれば、日本国外でも通用する言葉だということがわかります。日本の給食制度は1889年(明治22年)に始まり、現在は「食育(しょくいく)」の一環として位置づけられています。配膳や片付けを児童・生徒が当番制で行うのも、食事そのものに組み込まれた教育の一環です。