Connecting Roman history to modern politics and rights
C1 English リスニング練習 · イギリス英語 · 上級者向け
「summary execution」の「summary」の意味とは?
多くの学習者は「summary」を名詞、つまり短い要約テキストとして知っている。しかし、ニュースや法律文書で形容詞として使われると、意味が変わる。正規の手続きを踏まず、ただちに行われるという意味だ。「summary execution」は裁判なしで行われる処刑。「summary dismissal」はその場で解雇されることを指す。同じ単語でも、まったく違う世界が広がる。
この動画では、古代ローマ史の危機をメアリー・ビアード教授が語っている。彼女は、ローマの偉大な雄弁家キケロが「decides to execute the leading conspirators without trial, summary execution」と説明する。ここで「without trial」と「summary」が同じ意味であることに注目したい。ネイティブスピーカーは強調のために、このように重ねて使うことが多い。 この用法の「summary」は、ニュース、法律、政治の分野でよく見られる。「summary judgment」は、双方が事実関係で合意しているため、正式な審理なしに裁判所が判決を下すこと。「summary dismissal」は、通常の手続きを経ずに従業員が即座に解雇されることだ。どの用法でも「summary」は正規の手順が省かれたことを示し、批判的なニュアンスを伴うことが多い。フォーマルな語で、イギリスや国際報道で頻繁に使われる。